ランドセルリメイクruralの折財布を徹底解剖
目次
ランドセルのどの部分から作る?
折財布は、細長いのでめくる蓋から作れますし、ランドセルのデザインにもよりますが横の革からも作れます。
写真の左側の折財布が、横の革から作っています!
めくる蓋はある程度厚さがありますので、裁断してそのまま折財布を作ります。
よくあるデザインの1つのランドセルから最大で、4個作れます。めくる蓋から2個、横の革から2個です。
裏の模様
よく裏地の模様はどうなりますか?とご質問がございますが、めくる蓋から作った場合は、めくる蓋の裏がそのままの模様になります。
横の革から作る場合は、横の革はめくる蓋と比べると薄いので革を貼ります。ですので、裏は革になります。
上の写真が、革を貼った物です。
カード入れなどの内装
カード入れなどの部分は、強度が必要ですので0.9~1.0ミリの牛のヌメ革で作っています。
最初は肌色ですが、月日が経つと日焼けしてアメ色に変化していきます。味が出るやつです!
小銭入れ部分
小銭が出し入れしやすいように、大きく開く事を意識して作りました。
また、パチンと留める開く部分には開けやすいようにある程度の堅さが必要ですので、ランドセルの革を縫い付けています。
小銭入れ裏のポケット
このポケットは、気づかない人も多いと思います。
小銭入れと、札入れの間にポケットがあります。
カード類は入りませんが、切符など小さなものが入れられます。
切符も、もうなくなりますが!
カード入れ
この財布を作った時には、まだポイントカードなどが主流の時でしたので、3枚では少ないので写真の窓の部分を付けたしました。
窓の裏に3枚カードが入りますので、窓の部分を入れて7枚のカードが収納できるようになっています。
今は、ポイント類はアプリになってますが、それでもクレジットカードや鉄道系のカードなど、何かとカードの収納は必須ですね。
留め具付き
当初、留め具の想定はしていませんでした。
折財布は、お尻のポケットに入れる物!と思っていましたが、お客様から留め具は付けれないのか!と多くの相談がございました。
良くお話を聞くと、女の子などはカバンやポーチに入れるので、開かないように留め具が欲しい!との事。
言われてみれば、そうだなぁ!と納得しましたので、追加で留め具が付けれるようにしました。(¥2400)
折財布が完成してから、後で留め具は付けれません!
折財布を納品してから、後で留め具を付けれませんか?とご相談が何件かございました。
見出しのように、後からは付けれないのです。
写真のように、縫い付ける為にはいったん小銭入れになってる部分とランドセルの革の縫製を解かないといけません。
そうすると、同じ針穴でもう一度縫うことは不可能です。